mineo(マイネオ)に乗り換えを検討するうえで、どんなデメリットがあるのか気になりませんか?
さらに、実際にmineo(マイネオ)を利用しているユーザーさんの口コミもまとめてみました。
mineo(マイネオ)のデメリットを事前に把握して、格安SIM選びのご参考にしてください!
目次
mineo(マイネオ)のデメリット:サービス内容について
まずは、mineo(マイネオ)のサービス内容についてのデメリットについて見てみましょう。
mineoのサービス内容のデメリットとしては、以下の4項目が特に注意したいポイントとなります。
- 昼の通信速度が遅い
- キャリアメールが使えない
- 完全かけ放題は利用できない
- LINEのID検索が使えない
昼の通信速度が遅い
mineo(マイネオ)のデメリットとして口コミでも多いのが、「昼の通信速度が遅い」ことです。
特に、12:00〜13:00の昼休みの時間帯だと回線が混み合ってしまい、その影響でmineoでは著しく通信速度が落ち込みます。
以下は、モバイル・通信関連の調査機関「MMD研究所」によるmineoの時間帯別の通信速度(受信速度)に関する情報です。
mineo(Aプラン) | |
9:00〜10:00 | 43.6Mbps |
12:00〜13:00 | 0.6Mbps |
17:00〜18:00 | 18.7Mbps |
終日平均 | 20.9Mbps |
mineo(Dプラン) | |
9:00〜10:00 | 6.9Mbps |
12:00〜13:00 | 0.6Mbps |
17:00〜18:00 | 9.6Mbps |
終日平均 | 5.7Mbps |
上記のように、mineoのAプラン・Dプランともに1Mbpsを下回っていて、簡単なWeb検索なら問題ないですが動画やSNSのタイムライン(動画・画像を含んだもの)だと読み込みに時間がかかってしまいます。
料金はお手頃ですが通信速度が遅い…というのがmineoのデメリットの1つです。
参考UQmobile(UQモバイル)とmineo(マイネオ)の通信速度を比較!口コミも参考に!キャリアメールが使えない
キャリアからmineoに乗り換える方にとってデメリットとなり得るのが、「キャリアメールが使えなくなる」ことです。
UQモバイルに乗り換える=他の携帯会社に乗り換えるということなので、ご使用中のキャリアアドレスは利用できなくなります。
最近ではLINEでのやりとりが主流ですので、キャリアメールをそれほど使っていない方も多いかと思います。
mineoに乗り換えてキャリアアドレスが使えなくなることによるデメリットとしては、以下のような内容が考えられます。
- キャリアのメールアドレスで登録しているサービスがある場合はメールアドレスを変更しないといけない
- メールでしかやりとりができない相手がいる場合はメールアドレス変更の連絡をしないといけない
ちなみに、mineoではmineo独自のメールアドレス「@mineo.jp」を使うことができます。
mineoのメールアドレスについては、「mineo(マイネオ)は無料でメールアドレスが使える!設定方法も解説!」で詳しくご紹介していますのでご参考くださいませ!
完全かけ放題は利用できない
キャリアでスマホを契約されている方の中には、かけ放題プランに加入されている方も多いかと思います。
このキャリアのかけ放題プランでは、24時間どれだけ通話をかけても定額料金のまま利用できるというメリットがありました。
しかし、mineo(マイネオ)ではキャリアのような『完全かけ放題プラン』がありません。
その代わり、mineoには「通話定額30」「通話定額60」「5分かけ放題サービス」といった無料通話時間に条件が設けられた通話定額サービスがあります。
もし、LINEの無料通話が使えない方などの場合には通話定額サービスへの加入がオススメです。
mineoの通話定額サービスについては、「mineo(マイネオ)の通話料は通話定額サービス・通話アプリで賢く節約!」の記事でご紹介していますのでご参考くださいませ!
LINEのID検索が使えない
LINEで友達とつながる時にID検索がとっても簡単で便利ですよね。
しかし、mineo(マイネオ)に乗り換えるとLINEのID検索は利用できなくなるというデメリットがあります。
LINEのID検索機能を使うには年齢認証が必要なのですが、mineoではこの年齢認証が行えずID検索機能を使うことができません。
それは、PCからLINEを起動させてID検索をする方法です。
もしかしたら知らない方もいるかもしれませんが、LINEにはPC版があります。
PC版のLINEからであれば、ID検索で友達とつながることが可能なんです!
mineoに乗り換え後にID検索を使いたい場合には、PC版からなら可能ということを抑えておくと便利ですよ!
mineo(マイネオ)のデメリット:プラン内容について
つぎに、mineo(マイネオ)のプラン内容についてのデメリットについて確認していきましょう。
mineoのプラン内容のデメリットとしては、以下の3項目が特に注意したいポイントとなります。
- AプランはiPhoneでテザリングができない
- Aプランは通話品質が落ちる
- データ無制限のプランがない
AプランはiPhoneでテザリングができない
キャリアでiPhoneを利用されている方の中には、外出先でPCやタブレットをネット接続するためにテザリング機能を利用している方も多いと思います。
mineo(マイネオ)には、Aプラン(au回線)・Dプラン(docomo回線)という2つのプランから選択できるのですが、AプランではiPhoneでテザリングが利用できないというデメリットがあります。
ネットを使うことが多い方にとって、AプランはDプランよりも平均速度が速いというメリットがある反面、テザリングができないというデメリットがあることを抑えておきましょう。
Dプランと比べてAプランは通話品質が落ちる
mineo(マイネオ)のAプランには、Dプランと比べて通話品質が落ちる(悪い)というデメリットがあります。
mineoのAプランの通話品質が落ちる理由は、Aプランが利用しているau回線にあります。
mineoのAプラン・Dプランでは、それぞれau回線(Aプラン)・docomo回線(Dプラン)を利用しているのですが、各キャリア回線は以下のような通話方式となっています。
- docomo回線:W-CDMA
- au回線:CDMA2000
ここでは、各通話方式の具体的情報は省略しますが、CDMA2000方式は最大通信速度が遅いためにW-CDMAよりも通話品質が落ちてしまうのです。
通話品質が落ちるといっても、全く会話ができないというわけではないのでほぼ問題はないかと思いますが、もし気になる場合には通話アプリの利用がオススメです。
人気のある通話アプリとしては楽天でんわが有名です。
楽天でんわは月額無料で利用できて、mineoの基本通話料(20円/30秒)の半額の10円/30秒で通話を利用することができます。
楽天でんわについては、「mineo(マイネオ)の通話料は通話定額サービス・通話アプリで賢く節約しよう!」でも触れていますのでご参考くださいませ!
データ通信無制限のプランがない
スマホでネットをたくさん使いたい方にとってデメリットなのが、mineo(マイネオ)にはデータ無制限のプランがないことです。
mineoではAプラン・Dプランともに最大30GBのプランがあるのですが、『シングルタイプ:5,900円(Aプラン・Dプラン)』『デュアルタイプ:Aプラン=5,900円、Dプラン=6,600円』と高い料金設定となっています。
ですので、Wi-FI機器を持っていない方や固定回線を引いていない方であれば、通信量の多い動画やゲームアプリを利用する際に少し不便です…。
UQモバイルにはデータ無制限プランという、データ通信量の制限がないプランがあります。
通信速度は500Kbpsと低速ではありますが、キャリアの速度制限時128Kbpsの4倍近い速度が出ますので、Youtubeなどであれば画質を落とすことで十分楽しめます。
UQモバイルのデータ無制限プランが気になる方は、「UQmobile(UQモバイル)のデータ無制限プラン(500Kbps)で動画は見られる?【口コミあり】」をご参考くださいませ!
mineo(マイネオ)のデメリット:料金・支払いについて
つづいて、mineo(マイネオ)の料金・支払いについてのデメリットをご紹介します。
mineoの料金・支払いのデメリットとしては、以下の2項目が特に注意したいポイントとなります。
- 1年以内に他社へMNPする場合の手数料が高い
- 支払い方法はクレジットカードのみ
1年以内に他社へMNPする場合の乗り換え手数料が高い
格安SIMの乗り換え先を検討する時に、最低利用期間ってなんだか気になりますよね。
mineo(マイネオ)の場合、最低利用期間がAプラン・Dプランともにありませんので、初めて格安SIMを利用する方にとっては嬉しいポイントです。
でも、12ヶ月以内(1年以内)に他社へMNPで乗り換える場合には、MNP転出手数料として12,420円(税込)が発生します。
つまり、mineoを解約するだけであれば解約金の費用が発生しませんが、利用開始から12ヶ月以内にMNPで他社へ乗り換える場合には手数料がかかるということです。
mineoに申し込みをする際には、12ヶ月以内にMNP転出する場合の手数料についても抑えておきましょう。
支払い方法はクレジットカードのみ
キャリアの利用料金を口座引き落としやデビットカードで支払っていた方も多いかと思います。
そのような方にとってmineo(マイネオ)に乗り換えるデメリットになるのが、「原則クレジットカードでの支払いしかできない」ということです。
mineoの支払い方法は、“原則”クレジットカードしか選ぶことができず、口座引き落としやデビットカードでの支払いを行うことができません。
ここで“原則”と表現しているのは、
mineoの運営会社『ケイ・オプティコム』では、eo光という光回線サービスを提供しています。
そのeo光に契約されている方の場合、以下の条件でmineo支払い方法を口座引き落としにすることができます。
- eo光と同じeoIDで申し込みをする
- eo光と同じ契約者名義で申し込みをする
mineoの支払い方法については、「mineo(マイネオ)の支払い方法でクレジットカード・デビットカードは使える?」でより詳しくご紹介をしていますので、気になる方は併せてご参考くださいませ!
mineo(マイネオ)ユーザーの口コミで目立つデメリット
mineo(マイネオ)のデメリットについては、実際に利用しているユーザーさんからの評価や評判も参考にしたいポイントです。
mineoユーザーさんの口コミを見てみると、「通信速度が遅い」というデメリットを挙げる方が多いです。
mineoユーザーさんの通信速度についての口コミを一部ご紹介します。
mineo(マイネオ)の特に気になるデメリット:『通信速度が遅い』
mineo(マイネオ)のデメリットについてご紹介をしてきましたが、スマホを利用するうえで一番デメリットとなるのが『通信速度が遅い』ということでしょう。
特に、回線が混み合う昼休みの時間帯の通信速度について遅いと感じる方が多いようで、「一番ネットが使いたい時に使えない…」というユーザーさんの声が多いようです。
mineoに乗り換えて月額料金が安くなっても、ネットが快適に利用できず乗り換え後に後悔をしてしまう…という可能性もあります。
このサイトではUQモバイルをメインにご紹介していますが、UQモバイルの人気の理由が「通信速度がとっても速い」からです!
実際に、モバイル・通信関連の調査機関「MMD研究所」の格安SIM速度調査でもUQモバイルが通信速度でNO.1となっています。
UQモバイルの通信速度や口コミについては、「UQmobile(UQモバイル)の通信速度って本当に速い?口コミ・評判アリ!」でご紹介をしています!
通信速度の速さで格安SIMを選びたい方でしたら、ぜひご参考くださいませ!
mineo(マイネオ)のデメリットに関するまとめ
ここまでは、mineo(マイネオ)に乗り換える前に注意したいデメリット内容についてご紹介をしてきました!
初めて格安SIMに乗り換えをする方であれば、料金が安くて評判のmineoについて色々な情報を調べられている途中かと思います。
これからmineoに乗り換えをされる方であれば、ぜひ今回ご紹介したデメリット内容についても参考にしてみてください!